2018年10月10日

美しいもの

子供の頃、星空を眺めては、そこが故郷のように感じていました。
そして、星を見ていると「好き」と同時に「切なさ」も胸に広がってくる感覚も味わっていました。

幼少の頃、家のお風呂は使わず、両親と共に近くにあった銭湯に通っていたのですが、その帰り道、両親に手を繋がれては必ず夜空を見上げ、輝く星々に思いを馳せ、心に湧き上がる思いは、「あそこには帰れないんだ・・・」という寂しさにも近い思いでした。

なぜか、星々が輝くその場所が懐かしく感じ、あんなに眩しく輝いているのに、どうあっても実際に、ここから空中を歩いて星空へは行けないのだという現実にいつも悲しさを感じていました。

今も、あの時の感覚を思い出すと切なくなります。
あの頃の私は、たぶん自分が生きている場所よりも夜空に輝く星々の美しさに惹かれていたのかな・・・
(どこか、生きている事が希薄な子供だったのかもしれません)

けれど、星空への切なさを忘れ満たされる瞬間がありました。
それは日常にある「美しいもの」を見たり、体感したとき。

自然界・・・
人の心・・・
心が感じるもの・・・
目に見えるもの、見えないもの
形あるもの、無いもの
手に触れれるもの、触れられないもの・・・
その中に存在する「美しさ」を知り、体感した時、私の心は感動で満たされ、魅了され
夢中になる・・・
それは大人になった今も。
これは、きっと、子供の頃から私にとって喜びをもって生きるための大切なこと。

これからの人生も美しさに満たされる思いを大切にしていきたい。
より良い人生を送る為に。

心に響く「アメリカインディアンの祈り」の言葉から・・・

 “ 美よ 我が前にあれ ”
 “ 美よ 我が後ろにあれ ”
 “ 美よ 我が上にあれ ”
 “ 美よ 我が下にあれ ”
 “ 美よ 我を取り囲め ”

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posted by Shino at 20:40| 日記